本日の一曲No122:ネバーエンディングストーリー~ネバーエンディングストーリー

旅立ち・・・

息子が家から巣立っていってから丁度1年になろうとしています。
まだ、1年かー、でももう1年たったんだ、どちらとも言えるこの1年でした。
去年の今頃、私自身はとても気持ちが不安定でした。
息子には気付かれないように、元気に振舞ってはいましたが、夜布団に入って、今までの事をいろいろ思い出すと、涙が止まらなくて、横で寝ている主人にもわからないように、毎晩のようにそっと泣いていました。
3/9、大学の合格が決まった日はただただ喜びがいっぱいで、息子の日々の努力が報われたことへの感謝の気持ちだけでした。
なのに、後一週間で旅立つんだなーと思った頃から、やたらと涙が出てきて・・・。
哀しいわけでもなく、寂しいわけでもないのに、どこからともなく涙だけが湧いてくる。
息子が出発する前日に、主人は荷物などの受け入れのため下宿先へ先行して行ったので、その晩は息子と娘と私の3人、でも、娘は9時過ぎには寝てしまい、息子と二人だけの時間を過ごすことに。
何を話すわけでもなく、TVを見ながら一緒にいました、でも何を見ていたのかも覚えていません。11時も回り、明日の朝の出発が早いからもう寝ようかと言うと、
「もう寝るの」
と何だか寝に行きたくない様子。
私だってこのまま時間を過ごせる物ならそうしたい、と心の中では思っていても、口に出しては言う事もできず、
「でも、明日は朝4時半には起きなきゃいかんよ。」
「そうだね、・・・寝るか。」
そう言うと、意を決したように勢い良く2階へ上がっていきました。
後姿におやすみと言った後、やっぱり涙が滲んで・・・。
次の朝、娘の部活の送りもあり、空港まで一緒に行ってやる事はできませんでしたが、返ってそれで良かったと。
朝、娘と息子を車に乗せて、空港行きのバス停がある高速道路のサービスエリアまで送りました。
朝から、ろくに話をすることもなく、車の中でも無言でした。
何か話せば泣いてしまいそうで、しゃべれませんでした。
サービスエリアに上がる階段の下で車を止めると、息子は大きなかばんを肩に担いで
「ありがとう、じゃ」
と一言、車を降りました。
私は、
「ぅん。」
と言うのがやっとでした。
泣かずに送り出してやりたいと、それだけはずっと心に決めていたので、それだけは守りたいと。
車の横を通り過ぎていく息子に名前を呼びました。
振り返った息子に窓から小さくVサインを出すと、息子は、開いたほうの片手を少し上げ、止まることなくそのまま歩いていき、バス停への階段を上って行きました。
一度も振り返ることなく、前を向いて。
娘にバスが行くまで一緒にいて送ってやってと頼んで、私は車で待ちました。
娘には車から離れられないからと言いましたが、本当の理由は泣いてしまうから。
息子の姿が階段から見えなくなると同時に、涙が溢れて止まりませんでした。
暫くして戻ってきた娘も少し泣いていました。
仲の良い兄妹だったので、一番寂しくなるのは娘だと思います。
私は涙でグシュグシュでしたが、娘はその事は何も言いませんでした。
娘の部活の練習場まで30分ほどありましたが、その間中グスグス鼻水が止まらなくて、でも涙はもう終わりです。
行ってしまってからは、泣くこともなくなりました。
よく、寂しいでしょ?と聞かれますが、不思議と寂しいと感じた事はありません。
別れとはいっても、希望に溢れた喜ばしい門出なのですから。
まだまだ、すねかじりではありますが、一つの巣立ちを無事に終えた達成感みたいな物が親にも子供にもある、そんな旅立ちでした。

本日の一曲No122:ネバーエンディングストーリー~ネバーエンディングストーリー

ノア・ハサウェイ主演のファンタジー映画です。
ファンタジーとは言っても、いろんな事を考えさせられる物語。さすが、原作はエンデです。
哀しみに捕らわれると動けなくなり沈んで行ってしまう沼があったり、「無」によって世界が滅ぶとか。私達に立ち止まるな、感じる事を畏れるなと警告しているのかと・・・。
難しい事は抜きにしても、前に進むことが嬉しくなるような爽やかな楽曲です。


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