本日の一曲No397:ペーパームーン~君去りし後

自立って、どういう事・・・。

子供も思春期を向かえ、年頃になってくると、
親子の関係が難しくなってくる。
世間では、親離れ子離れなどという言葉と共に、
自立という観念を考えさせられる。

各家庭に夫々の基準や考え方があって当然で、
違いがあって当たり前なのだけれど、
いろんな人の話を聞いていると、返って迷うこともある。
自分に確固とした信念がないから、そんな事になってしまうのですが・・・。

よく聞く基準は、学校の変わり目。
小学校から中学校、そして、高校、大学と、
子供とも距離、関わり方を変えていくという。
確かに、我が家でも、それを区切りとして、接していることに間違いはないのですが、
それが全てではない。

逆に、子供が自分の中で、中学生になったのだから、こうしなくちゃ、
とか、高校生になったのだから、ああしたい。
だとか、理想を持って、生活していると思う。
子供がその理想から外れてしまいそうになったら、
その時は、親は手助けするものではないでしょうか。
それが、たとえ小学生にでも出来る事であっても、
その子が中学生になってからでも苦戦しているようなら・・・。
それに、その理想が果たして人の道からずれていないかどうか・・・。
気付くには、口は出さずとも、目を離す事はどうかと思うのです。
そして、言わなきゃいけないときは、言わねばならない。

いくら大きくなっても、頑張っている事を認めてもらいたいと思う気持ちは、
変わらないと思うし、
応援してくれれば、見てくれれば、やはり嬉しいものだと思うのですが、
その辺のところは、人によって、考え方がかなり違ってくる。

さらに、子供が大きくなって、大学や就職で家を離れたり、
二十歳になって、一応成人となると、又、変わってくる。
我が家では、息子は18歳で家を出て一人暮らし。
今年成人式も終え、大人の仲間入り。
でも、大学生の身分では、親のスネカジリには違いない。
一方、娘は、四月に就職。
家から通ってはいるが、経済的には一人前。

どっちがより自立しているかと問われると、難しい。

結局、環境ではなく、内面的なものだと思うのですが、
よく聞く話では、
大学へ行って、碌に電話もしない、掛かっても来ない状況を、
自立だと思っている親子が本当に多い。
そういう家庭からすれば、我が家の様に、
週に何回かは、メールが来て、取りあえず近況報告は入れてくる息子や、
それに返信して、今日のお天気の事などメールしている私なんかは、
親離れ子離れ出来てないって事になるのでしょうが、
果たしてそうなのでしょうか。
いくら大学生でも、今、何をやっているのかもわからない、
というのは、唯の無責任のように思います。
信じてるから、という言葉は、聞こえのいい逃げではないでしょうか。

私も息子を家から出す前、いろんな事を話して、
自分の常識と、彼の常識、考え方などを聞き、
大丈夫だ、と確信したからこそ、安心して家から出したわけですが、
そこにある信頼と、普段の生活を把握するという事は、別の問題だと思うのです。

信頼しているからこそ、彼の進路については、意見は言いません。
何を専攻し、何を目指すか、それは彼が決める事。
唯、希望の進路が受かったのか、どういう予定で生活することになったのか、
報告する事は、義務だと思いますし、息子もそう思うからこそ、
短いメールででも、教えてくれるのだと思います。

自分の将来を自分で見据えて、努力している。
それはそれで、ある意味自立だと思うのですが・・・。
どうなんでしょうね。

娘の場合も・・・。
昨日の夜、娘は実は門限を破って、遅く帰ってきました。
我が家の門限は10時。
今時、早い、という事はわかっています。
高校の時でも、部活があると、10時を回るようなときもあったのに。
でも、一応、そう決め、納得したからには、
守るという気持ちがなければいけない。

久しぶりに高校時代の友達からの誘いだと言って、8時頃に出て行ったので、
とても10時には帰れないだろうと、
こちらもその心積もりでいましたが、
帰ってきたのは11時過ぎ。
遅くなったということよりも、
「久しぶりだったんだから、しょうがないじゃない」
という、反省の色がない事と、
守れなくて当たり前という前提があたまにきた。
だったら、10時前には一報入れろと。
友達と一緒にいて、自分だけの都合では、どうしようもない事もあるという事ぐらいは、
わかっているつもり。
そして、そこにも出てくるのが、
「私のことを、信じてないのか」
という言葉。
そういう問題じゃないんだよ。

そして、その娘を怒らない主人に一番、頭にきています。

本日の一曲No397:ペーパームーン~君去りし後
1974年のアメリカ映画。
ライアン・オニールとテータム・オニール親子の共演。
親子で親子もどきを演じた二人。
モノクロの画面に、古いアレンジのジャズっぽい曲がたくさん流れる「ペーパームーン」は、
大人の雰囲気。
この曲は、歌唱の楽しさとは裏腹に、君が去った後は、ブルーで哀しいよねという歌詞が・・・。

親子の絆って、血だけではない。
心の絆が人間関係をつくる。
信じあっていれば、互いを大切に思っていれば、
自ずとやるべき事は見えてくるはずなのに、
周りの事に振り回されて、素直に動けない自分に戸惑っている間に、
いろんな事が手遅れになってしまうものです・・・。


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この記事へのコメント

pooh
2009年06月06日 23:11
ペーパームーンはいい映画ですよね。
ウォルター少年の休日もいけますよ。
2009年06月06日 23:28
コメント、ありがとうございます。
「ウォルター少年の休日」ですが、
劇場へ見に行きたかったのに、見そびれてしまってから、なかなか縁がございません。
是非、見たい映画です。
マイケル・ケインは、若い頃はあまり好きな俳優さんではなかったのですが、初老になってから、いい感じですね。存在感があって、映画に重みが増しますよね。

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