本日の一曲No419:ニューシネマ・パラダイス~愛のテーマ



映画館の思い出・・・。

4.5歳の頃、そうですね、小学校に入る前、
実は一番よく映画館に行っていたかも知れません。


春休み、夏休みとなると、必ず、「まんがまつり」と銘打って、
映画館で興行があったから。
家の側の道端の看板に、そのポスターが貼られると、
嬉しくて、母に知らせに走ったものでした。
最近、この手の看板、なくなりましたね。
(今住んでる町がないのか?)
それに、銭湯には、必ずポスターが貼ってあって、
夏になると、怪談の映画のポスターが怖くて、
お風呂に行くのが嫌だった。

私が生まれ育った町は、人口10万人ちょいの、小さな地方の小市。
ですが、古くから商業都市として、
又、街道の宿場町、分岐点としてあったためか、
その規模の市としては、芸能関係の催しもよくあった方かもしれません。
市民会館で、歌謡ショーなども来ていました。

映画館も2箇所あり、私が高校の頃には、3箇所に。
その後、一つが廃館となり、その代わり、郊外に今はやりのシネコンが。
これも時代の流れなのでしょう・・・。

小さい頃よく行った映画館、「○○劇場」
小さいながらに、3シアターぐらいはあったかな。
アダルト系と一般映画。
何故かしら、映画の内容よりも、映画館そのものの思い出の方が強く残っています。
ちょっと暗くて、怖いところ。
でもって、ちょっと油くさいというか、
線路のにおい?に近いにおいがする。
あの空気、雰囲気が映画館というより、映画の思い出そのもの。

玄関を入って、シアターの入り口まで。
細い通路の壁の高いところに、
日本人のスターのちょっと色褪せたカラーのポスターがずらっと貼ってあって、
名前は知らないけれど、顔だけ見た事のあるその人たちの事を、
それこそ、スターって特別な人なんだと思わせるオーラがありました。

ドアを開けて暗幕を掻い潜って、中に入ると、
赤いシートが並んでいて、
古くなって、すすけていたり、クッションなんて硬くて、
とても、すわり心地がいいなんて思わなかったけれど、
子供には少し高いその席に座ると、
特別な時間が始まる期待感に、ドキドキしたのを覚えています。

ロビー(そんな大そうなものではありませんが)の売店には、
その辺のお店でも買える、菓子パンや、お菓子を売っていて、
入れ替えなどなかったその時代、
お昼ごはんの代わりに、そこで買ったパンをかじったり。
持ち込み禁止なんていう、
やぼなきまりはなし。
今より自由な空間だったかも。
あの強烈なポップコーンのにおいもありませんでした。

今、私の生活圏内には、昔ながらっぽい、街の映画館と、
車で数十分、郊外にあるシネコンと、
二つの映画館があります。
子供が小さかった頃、
車もなかった私は、自転車や徒歩で、
よく近場の街の映画館へ行きました。
途中のスーパーで、パンやハンバーガーを買って、
映画館の上階の階段の隅っこで食べたり。
私自身、映画の上映中にお菓子を食べるのは好きではないので、
お菓子やジュースを買うのは、映画を見終わってから。
幼稚園の子供が歩くには、ちょっと遠い距離だったけれど、
行きは、映画を見たい一心で歩くので、文句も言わない。
帰りは、疲れたっポイので、
途中のお店で、ジュースなど飲んで休憩。
そんな時間も、きっと思い出になるのかな?
などと思いながら、一日ゆっくり楽しんだものです。

その映画館の唯一の難点といえば、
音響設備がよくない事。
今の映画は、画像と共に、音響効果が盛り上げる映画が多いので、
迫力系の映画を見るのはNG。
自然と、郊外のシネコンへ行く事が多くなってしまう。
それに、予約で席が取れるというのも、
今の時代、便利。
子供たちも、友達同士で行くのも、
シネコンばかり。
ロビーはやっぱり暗いですが、
ポップコーンのにおいと、洒落た雰囲気。
どちらが、子供たちにとっての映画館になるのでしょう。

街の映画館から放れていた私も、
最近、この映画館を見直す事がありました。
それは、上映映画の選択の仕方。
超大作も勿論上映しますが、
中に、話題作ではない佳作とか、
全国ロードショーから半年ほど遅れて上映するとか、
シネコンではありえないラインナップがあります。
その映画館のホームページも、
普通の映画紹介ではなく、支配人さんの独自の観点からみた
お薦め具合が載っていたり、
シネコンのHPのように、公式のサイトに繋がっているだけの映画紹介ではありません。
こういう映画館、なくなって欲しくないと、
こちらの映画館にも、足を向けたいと思うこの頃です。

この映画館で、アルバイトを募集しているらしく、
行ってみたいと思いましたが、
時間が、夕方から夜という事で、
家族に話したら、頭っから反対されてしまい、
今、思案中です。
時給だって、今よりずっといいし、
それより、一種憧れていた分野の仕事でもある。
ま、理想と現実は違うと思いますが、
この歳になって、挑戦して、失敗、挫折、幻滅、
したところで、いいじゃないっていう、
開き直りもあります。
さて、どうしますか。
もう少し、考えて、答えを出したいと思っています。

本日の一曲No419:ニューシネマ・パラダイス~愛のテーマ
1989年、イタリア映画。
イタリア映画って、邦画に近い空気があるように思います。
カラーの映画でも、モノクロのイメージが常にあって、
どこか、画面に空気中の粒子を感じる画像。
音楽が、又、いいですよね。
「ニューシネマ・・」
では、テーマ曲が超有名、名曲ですが、
今回は、愛のテーマで。
テーマ曲がエンニオ・モリコーネの作曲なら、
愛のテーマは、アンドレア・モリコーネ。
名前を見て、もしや、と思ったら、やっぱり、
エンニオ・モリコーネはお父さんでした。
親子揃って、綺麗なメロディを作り出す方たちですね。




ニュー・シネマ・パラダイス オリジナル・サウンドトラック【完全盤】
ビクターエンタテインメント
2005-10-05
サントラ

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この記事へのコメント

ユーパロ
2009年07月18日 22:44
幼いころの映画の思い出は・・・。
物ごころついた頃は、もう映画を観てました。
我が家の習慣で、家族そろって観にいってました。
両親、オバアチャン、そして私。
終わって映画館を出るといつも暗くなっていた。
そしてみんなで、ラーメンを食べて帰るのです。
これが決まりなんです。。
私は、映画もですがラーメンのほうが楽しみでした。
2009年07月18日 23:41
コメント、ありがとうございました。
私の場合、映画帰りのお約束は、
「みち草」という名のお好み焼きやさんで、
文字通り、母とお好み焼きを食べて帰る事でした。
入れ替え制がなかったから、朝から見始めて帰りは夕方。滅多にないというか、外食なんて、この時しかなかったから、ほんと、映画より楽しみだったかも。
奮発して「ミックス」を頼んでもらって、目の前で焼けた熱々を食べるのがおいしかったです。
大きく広げて焼くと徳した気分で。
その後、母と自転車や歩きで帰ったっけ・・・。

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