本日の一曲No497:オーシャンズ

久しぶりに映画を見に行きました・・・。

ちょうど半年振りですか。
去年は、年始にたくさん映画を見たのですが、
今年は、初めて。
それも、変則的な鑑賞でした。
というのも、主人と娘と三人で出かけましたが、
主人と娘は、「パーシーとオリンポス・・・」を、
私は、「オーシャンズ」を。
上映時間が、ほとんど同じだったので、入り口で分かれて夫々のシアターへ。
同じ映画を見たほうが、後で会話が出来ていいのですが、
今回は、私は、ちょっとひねくれて?
というわけではありませんが、
どっぷりと、海の底の世界に浸りたかったので。
前から4列目の席を取り、画面を視界一杯にとらえて見たかった。
(おまけにまわりは誰もいませんでした。)

実際、映画が始まって、
波がうねるシーンなどは、船酔い状態にならないか、
ちょっと心配しましたが、それは事なきをえました。
最近よくある、環境問題を定義する映画かな?
と、それも、ちょっと心配していました。
元々、野生動物の保護とか、環境問題には、
関心がないわけではありません。
それだけに、今の様に、何でも前面に、「環境」
といわれると、逆に引いてしまう(あまのじゃくです)。
映画でも、ここのところ、そういった関係の映画多いですが、
実際に見に行ったりはしていません。
自分たちに出来る事は、やっているつもりですが、
どうしようもなく進んでいく世界の流れに、
哀しくなってしまうから。
目を逸らしてはいけないとわかっていても、
わざわざ、見に行く気にはなれませんでした。
「オーシャン・・」には、
純粋に、綺麗な海や、動物たちの世界で癒されたいと。
でも、画面を見ながら、いつ、そういう問題を定義してくるんだろ、とか、
きっと、人間のエゴによる動物たちの被害の実体の映像が
出てくるんだろうな、とそんな事ばかり気になって、
美しい画面にのめりこむ事はで来ませんでした。

小さい頃から、TVで、「驚異の世界」「野生の王国」
などを見て育った私には、クストーなどが手がけた映像を見た記憶から、
目新しい映像があるわけでもなく、
動く図鑑を見ているという程度だったのですが、
今は少なく?(なくなった)TV番組。
今の小学生たちにとっては、感動するシーンが一杯あったのでしょうか。

後半は、思った通り、環境破壊の実態の端くれと、
捕鯨に対するヨーロッパらしい批判的な画像が出てきましたが、
どのシーンも、抑え気味。
強烈な悲惨なシーンはありません。
世界で放映する事を考えて、国家感情に配慮したのか、
小さな子どもが見るには、悲惨すぎても行けないのか、
それよりは、自然界で生きる事の素晴らしさを強調して、
そこから、学んで欲しかったのか。

環境問題を前面に出した映画を見たいわけではなかったので、
私としては、それで良かったのですが、
見終わっても、何だか物足りなさが残った事も事実。
この映画は、結局、何度も出てきたセリフの、
「生物の多様性が大切」
という事が言いたかったのでしょうけれど・・・。

不思議だったのは、
あれだけの大画面で、素晴らしい映像を見たのに、
それがとっても、平面的に見えたこと。
もっと、自分も水中にいるような感覚になるかと思って行ったのですが、
その感覚はまるでありませんでした。
3Dばやりの映像世界ですが、・・・。
水中って言うのは、案外奥行きが感じられない平面的な世界なのでしょうか?
やはり、映画の中でも言っていましたが、
生き物のサンプルを集めただけの人工的な環境には、
本来の生き物の姿はない様に、
映像がいくら凄くても、感動というものまでは、
なかなか伝わっては来ないのかもしれません。
この映画は、それを狙っていたのか、
凄いとかちょーかわいいとか、そういう映像よりも、
もっと、実際的な、現実に近い、淡々としたいとなみを
映していたようにも思いますが。
何万年も続いてきた、緩やかな時間の流れ、
その自然界の流れを感じて欲しかったのかも。

たとえ、サンプルの世界でも、
水族館へ行き、実際に魚を見たくなりました。
大水槽の前で、ぼーっと時間を過ごしたいものです。

あー、でも、ひとつだけ凄いと思う映像がありました。
デカイ鮫、たぶんホオジロザメとかの人喰いザメといわれる鮫だと思いますが、
その鮫とアクアラングを背負った人間が、寄り添って水中を泳ぐシーン。
手に銛も持たず、無防備であの鮫に寄り添って泳ぐ事など可能なのか?
一瞬、合成か?と思って見てしまった。
人類と他の生物との共存。
難しいテーマを、最後にそのシーンで締めくくっていましたが、
あれは、希望的シーンなのか、
現実の世界なのか、どちらなのか?
とても大切なシーンだったと思います。

余談ですが、
時々出てくる、現代に生きる少年の象徴的な男の子。
そのお顔がというか、目と口元が、
ショーン・ビーンに似ていて、
子どもか?孫か?(失礼!)って思ってしまった。
同じ時間に、違うシアターで、
そういえば、娘たちはショーンを見てるなー、などと、
関係のない事で、気が削がれたりして。


本日の一曲No497:オーシャンズ
2009年、フランス映画。
音楽はブリュノ・クーレ。
ドキュメンタリー映画なのに、画像より、音楽が気に入ってしまいました。
特に、後半の嵐の中を船が翻弄されるシーンの音楽など、
映像と相まって、迫力満点で良かったです。
水のシーンには、ストリングスが似合うとか、
画像に引きこまれなかった分、いろんな事を考えながら見てました。
でも、残念ながら、サントラは出ていない模様です。
ここのところ、音楽が気に入った映画に限って、サントラが出ません。

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