本日の一曲No516:復活の日~You are love

石の上にも三年・・・。

先週末、むすこの野球の試合を見に、主人と出かけていきました。
ETC割引が使えるようになってから、
二人で行くときは、高速バスを使わずに、
交替で運転をしながら行くようになりました。
ゆっくり行けば10時間。
最初は遠いと思った距離も、
それなりに慣れて、そんなにも苦にせず行ける様に。
ただ、割引が利くように出発時間や到着時間を設定するので、
とんでもない時間に着いたりしてしまう。
二人とも朝方は眠たくなるので、その時間帯に運転しなくてもいいようにと思うと、
今回などは、夜中の12時過ぎに現地に到着。
でも、息子のところへ行く事もできず、
どこで時間をつぶそうかと・・・・。
前回、車の中で3時間ほど過ごしましたが、それも結構つらい。
インターネットカフェがいいか、とか、
思案した結果、
カラオケやさんに行くことにしました。
深夜のフリータイムなら、結構安いし、
ゆっくりソファーで寝られるし。
前もって、ネットで検索して、安くて朝7時まで営業しているところを探していったのに、
いざ、店に行くと、
ネットの情報が、案外いい加減だったり、古かったりという事が多くて、
あまり当てにはならないものだと痛感。
しかし、店の従業員さんも、変だとおもったでしょうね。
50過ぎのおじさんと、50近いおばさんが、
朝までカラオケなんて・・・。
ろくに注文もせず、はじめの内だけチョコット歌って、
後は、主人などは爆睡です。
結局、時間も7時までだと思っていたら、
6時までだと言われ、追い出されてしまいました。

しかし、夜中じゅう、若い女の子たちが平気でいるので
びっくりしてしまいます。

そして、今回のメインイベント。
息子たちの野球ですが、
今週は最終節という事で、順位が確定する大事な試合。
上位2校と、下位2校の直接対決。
息子の学校は、去年2シーズン共に、最下位に甘んじているので、
今季こそはと、満を持しての挑戦です。
何としても2勝して、勝ち点を取りたいところでした。

1戦目。
両校共にエースを投入。
1対1の緊迫した試合の中、
8回裏に自軍が3点を取り、これで決まったと、
誰もが安堵した9回表。
いきなりピッチャーが調子を崩し、
1点献上、更にノーアウト1.3塁。
という場面で、息子が登板。
主人も私もこんな時に出てこなくてもいいよー!
と、ドキドキもの。
しかし、内野ゴロゲッツーで凌いだ・・・と思いきや、
暴投でランナー生還。
1点差で尚も、1アウト、ランナー1塁。
次のバッターをセンターフライ。
そして、盗塁をさして、試合終了。
息子にとっては、初めてのセーブ投手。
ただし、プロ野球と違い、セーブポイントという記録はつかないので、
ただのリリーフ成功って事ですが、
勝利の瞬間にマウンドに立っていられるというのは、
光栄なことで、ウイニングボールをもらって帰ってきました。

そして2戦目。
雨は夜からと前日の天気予報で入っていたのに、
ホテルを出ると朝から霧雨。
試合は何とか始まるということで球場へ。
先発は○君。
息子は今日もリリーフ要員。
もう少し考えると、負けたときの明日の先発要員。
小雨霧雨、風の中を、観戦。
それでも、息子がマウンドにいない間は、心の中は静かなもの。
実力が接近している分、今日の試合も接戦で、
02001
00200
と、5回まではシーソーゲーム。
一点勝ち越して迎えた6回、
何と3点を取り、4点差。
その裏、先発ピッチャーが持ちこたえられず、
ワンアウト2.3塁で息子が登板。
サードゴロ、ショートからファースト。
ダブルプレー!
と、思ったら、悪送球でファースト取れずボールはファールゾーンを転々と・・・。
その間にランナーホームインで1点。
020013
002001
その後は三振に取りチェンジ。
そして7回。
自軍は0で裏攻めの相手校の攻撃。
息子がそのままマウンドへ。
まだ3点差だしと余裕もって見ていたら、
いきなりストレートのフォアボール。
次のバッターをセカンドゴロに打ち取った、
と思ったら、エラーでオールセーフ。
あっという間にノーアウト1.2塁のピンチです。
そしてセンター前ヒットで、満塁。
もー、見ていられない!!
気にはなるし、見るためにわざわざ遠いところをやって来たというのに、
目を開けていられませんでした。
一球ごとに起こる歓声で、
ストライクかボールか感じながら、
スコアボードをちらちら。
そして、遂に押し出しで1点。
ヒットで2点。
同点に追いつかれてまだノーアウト1.2塁。
その間、18球。
先発投手の勝ち投手の権利を消してしまった上に、
このままじゃ、チームの負けにつながります。
もう、目を閉じて必死に祈ってました。
雨は時折強くなり、風も吹いています。
試合が中止になるんじゃないかと思うような天気の中、
心の中も嵐のよう。
でも、応援団の方たちは、雨にぬれながらも
一生懸命応援してくださっていました。
チアーの女の子たちも寒かっただろうに、
そんなそぶりは少しも見せず、笑顔で応援です。
申し訳ないほどの熱気の隣で私はというと、
顔も上げられないような不甲斐なさ。
そして、次のバッターとその次のバッターは
一球ずつで外野フライ。
その次も1球目か2球目でサードゴロ。
あっという間にスリーアウト。
何で初めからこう投げられなかったの?
と、不思議なぐらい。
それでも、みんな、笑顔でベンチに帰ってきました。
迎えてくれるみんなも笑顔。
息子にとっては、何よりのエネルギーです。
8回、打線が奮起し、1点を追加。
息子も調子を取り戻し、8.9回を無失点で押さえ、
勝利投手に・・・。
チームは最下位を脱出し、息子は大学に入ってから、
公式戦、初勝利。
020013010 7
002001300 6

高校2年生の秋、
選手外通告を受け、スタッフとして仲間を支える立場となってから、
この日まで。
公式戦で勝利投手になるのに、
4年半かかりました。

今から思うと、実践から1年半離れたブランクの影響は、
思った以上に大きく、
高校時代ほど、練習が出来ない環境で、
体を整えていくのは、難しかったのかもしれません。
それでも、焦らず、サボらず、
地道に練習を続けてきた結果が、漸く実を結んだ瞬間でした。
「野球の借りは野球で返す」
と言っていた息子。
卒業までに、やっと一つ、目標を達成した彼に、
心から、
「おめでとう!」
って言いました。
ミーティングが終わり、私たちのところへやって来た息子の目が、
赤くって、涙がたまっていました。
見なかったことにして、
そのことには触れませんでしたが、
仲間内で、きっと、何か感きわまる事でもあったのでしょう。
がんばっていれば、
きっとそれに見合った贈り物を、
神様が授けてくれるんだと、
そう思わずにはいられない試合でした。
だって、あのプレイがなかったら、息子の勝ちはなかったと言うプレーが、
いくつもあったのですから・・・。
グランドも雨で荒れていて、そのおかげでヒットになったりと、
天の神様までもが、力を貸してくれました。
自分の力だけではどうにもならない世界。
ほんと、野球って面白い競技です。


本日の一曲No516:復活の日~You are love
1980年、日本映画です。
主演:草刈正雄
音楽:羽田健太郎・テオ・マセロ
この主題歌はジャニス・イアンが歌っています。
綺麗なメロディーと彼女の声がマッチして、ドラマティックな歌曲になっています。

この日が来たら、この曲をと前々から考えていました。
でも、この日が来ることをあきらめた事も・・・。
前日、マウンドで両手を上げてガッツポーズをしていた息子を見て、
少しうるうる来そうだったので、
勝利投手になったら、絶対泣いちゃうと思っていましたが、
展開が展開だけに、先発の投手にも申し訳なく、
感情的には、思っていたより平静でいられました。
目に涙をためていた息子を見て、
こっちもぐっと来ましたが、
彼にとっては、私たちよりもずっと長い4年半だったのかもしれません。

唯、悲壮感がない、お気楽な息子なので、
いつ見ても楽しそうだった。
負けても負けても、
この学校で良かったと、いつも言っている息子。
勝ち負けよりも、良き人間関係が、今まで頑張って来られた理由でしょう。
「マウンドという宇宙で、奮闘を誓った」
とシーズン前の新聞記事に書かれた彼。
小さな光ではあるけれど、
確かに金色に輝く星を、手に入れた事でしょう。
秋には、今度こそ最後のシーズンがあります。
後、半年、悔いの残らないように。
それが今の願いです。














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