本日の一曲No541:ハーモニー~スタンド・バイ・ミー


演劇アカデミー第20回・・・。

今回の講義は、「演劇の力」というテーマでした。
私としては、今回の講義を、楽しみにしていたのですが、
ちょっと、思っていた内容とは違っていました。

日本では(世界でかも?)有名な、たぶん舞台演出(はっきり何をしているのかわからず・・・)
の方だと思うのですが、ご自分がされてきた事業と、
そこから普及した影響などのお話と、
アウトリーチと呼ばれる、最近の演劇界の人たちの、
新しい役割や活動について、聞きました。

演劇がどのような事に関わっているか・・・。
公演・教育・福祉・医療・産業・・・など、多分野にわたって
社会に貢献しているという事のようです。
特に、教育の現場では、今の子供たちは、
コミュニケーション・クリエイション・イマジネーションという
3つの力が弱い、中でも日本人は、コミュニケーション力が弱い。
これらの力のスイッチを入れる授業を、ワークショップとして、
学校や市民講義などで体験させるのだとか。
昔のように、みんなと同じことをやれば評価される時代は終わったのだそう。
たしかに、個性だとか、オンリーワンだとか、
そういう言葉が好まれる時代です。
講師の方も、世間も、言わんとされる事はよくわかります。
唯、それって、基本的に世の中で生きていくうえで、
常識とされる事が出来た上での話しだと思います。
その辺りのさじ加減が難しい時代です。
個々を重んじすぎたために多様化した常識は、
同じ日本と言う国で、同じように教育を受けてきても、
全く異なってしまってきている。
多国籍民族が暮らす国、
イギリスやフランスなどで、演劇を取り入れた活動が
活発だというのは、コミュニケーション力が大切だからだ、
と言う話からすると、今の日本でも、こういった授業や考え方って、
必要なのかもしれません。
その一環とでもいうのでしょうか、
今の数学の教科書が、変わってきているそうです。
我が家の子供たちは、ゆとり教育の真っ只中でした。
算数の教科書なんて、絵ばっかりで、文字がない。
文字だらけの教科書学んだ私なんかは、これは教科書じゃないやろ!
と思うほど。
家に帰ってから、わからないから本を見てと、思っても、
あれじゃ、見たってわからない。
そんな本でしたが、
今、また、文章が読めないと、問題が解けないという方向に、
転換しつつあるらしい。
文章を解読するというところに、演劇の力を取り入れていると、
その講師の方は言っておられました。
文章と言ってもどの程度のものなのか知りませんが、
まさか、情景を読み取って・・・なんて事にはならないと思いますが。
唯、その話を聞いて思い出した事がありました。

娘が小学校2年生ぐらいの頃の事。
彼女は、大の算数オンチ。
いわゆる、算数の問題の読解力がないのです。
国語の文章と、算数の文章の差がわからない。
だから、算数の問題で、ケーキを3個買いました。
と出てきても、同じケーキじゃないかもしれないじゃん。
と考えてしまって、単純に3をかけるとか、式がたてられない。
だから、イマジネーションを取り入れるのはいいことだけれども、
それこそ、基礎がわからない子に、想像領域を広げると、
思いもよらない結果になる場合もある。
演劇の世界のように、
ひとつの音楽を聴いて、それぞれが違うイメージをもっても、
不正解がない世界ならいいですけれど、
算数の場合、最終的には、式を立て、正しい数字が出てこないといけませんからねー。
理科だって、雪が解けたら何になる?
と聞かれて、春になるって応えたらXですよ。

あと、教育という場を離れると、
福祉とか医療とか、高齢者事業とか、
社会に貢献できる・・・、という点が言われます。
それもよくわかるんですが、人に対して何が出来ると言うレベルまで
達していない自分としては、まだ違和感がある領域です。
何だか、上目線的で、ちょっと、引けちゃう。
確かに、私にとっても、今、こうしてアカデミーを受講していることは、
一種のリハビリなんですけれど。

もっと、特別じゃない、普通の生活の中での、
演劇というものの楽しみ方とか、そういうお話も聞きたかったなと思いました。

本日の一曲No541:ハーモニー~スタンド・バイ・ミー
1996年のオーストラリア映画です。
精神病院内で、患者たちがオペラを上映する事になり、その中で夫々が大切なことを見つけ、
成長していくストーリー。
劇中、トニー・コレットがこの曲を歌います。
私は、この映画が好きです。
最初は、デビッド・ウェナムが出てるからという理由で観たのですが、
その後、他の意味で、何度も見たくなる映画になりました。
何がいいのかって聞かれると、応えにくいのですが、
出てくるキャラみんな憎めない。
今、私は、彼らのうちの一人になったような気分で、講義を受けています。
今クレジットを見直してみると、面白いキャスティングです。
機会がありましたら、ぜひ、ご覧あれ。




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