本日の一曲No542:12人の怒れる男


演劇アカデミー特別講義1・・・。

今回は、台本を書きたいと言う希望者だけの講義でした。
2月の終了公演に向けて、いよいよ始動です。

実際には、9月の末までは、まだいろいろな講義を受け、
10月からが、公演制作の準備に入るわけですが、
台本だけは、それまでに出来ていないと事が進まないという事らしい。

先回、渡されたされた元になる戯曲を読んでの宿題がありました。
1・200字以内に要約する
2・3幕それぞれにテーマをつける
3・全編を通してのテーマを考える

私は、宿題が出る前に、図書館で本を借りて読んでみたのですが、
その時に、巻末に付いている、解釈とか、論評とか、
そういうところまで読んでしまったのです。
宿題が出てから、しまった、読むんじゃなかったと思ったのですが、
既に遅し。
それから、1度読んだだけでは、その作品の面白さとか、
良さとか、良くわからず、感動もあまりなかったので、
4回ほど、読んだのですが、それも、後になってから思うと、
どうだったのかな?と。
一回目に、舞台の上の劇を見ているような感覚で、
じっくり、ゆっくり読んだ方が良かったのではないかなと。
だって、お客さんは、上演される劇を一回見ただけで、
そこでどう感じるかという事が求められるわけで、
何回も読まなければわからない事を、読み取っても、
意味がないんじゃないかとか・・・。

いろんな意味で不安を抱えつつ、部屋に入ると、
11~12名ほどの受講生がいました。
これからは、ある意味、その人たちはライバルとなるわけです。
30人中の10人ちょっとを、多いと見るかどうか。
問題は、数ではなく質なわけですが、
メンバーを見ると、今までの講義の中でも、
目立っている人がほとんど。
経験者もしくは、現役の劇団員という人たち。
そうではない、私のように、興味があったから、やってみたいと思ったから、
という人もいますが、
みんなの考えを出し合い、
いざ、議論となると、私たちのような素人は、
黙り込んでしまいます。
ここでも、萱の外にならないようにと、
一生懸命、頷いたり反応を見せるのが精一杯。

話が進み、来週までの宿題の話になる頃には、既にリタイヤしそうな気分でした。
でも、講師の方が言ってらっしゃのですが、
とにかく、最後までやってみて下さいという言葉に縋って、
書いてみることにします。
たいていの人は、自分で、これじゃ駄目だとか、
自分のイメージ通りに書けない事に失望して、止めてしまうと言われました。
プライドとかはこの際捨てて、とにかく最後まで書いてみてくださいいと。

そうだな~と。
いつも、自分で駄目だと諦めて、何も達成できていない私です。
その事を反省し、頑張れと、背中を押された気がしました。
テーマが、日常生活の中での事なので、
余計に難しいです。
普通の生活を描くことほど、難しいことはないかもしれません。
すぐに、コメディーに走ってしまう私なので。
次までに、登場人物を設定していかなくてはならないのですが、
名前を考えるだけでも、あー駄目そう・・・。
現代のこの街を舞台になんて、一番苦手なシチュエーション。
落ち込みそうになりながら、頑張ります。

本日の一曲No542:12人の怒れる男
1959年、アメリカ映画。
音楽は、ケニヨン・ホプキンス。
言葉が重要な要素のこの映画には、もちろん、派手な音楽はなかったように思います。
言葉そのものが、音。
主演のヘンリー・フォンダが素敵でした。
11x1の状況から、逆転していく審理。
でも、真実は何処なのか。
私にとって、初めて、事実と真実の違いを感じたのがこの映画でした。
人が集まって議論をし、結論を出していく事って、勇気のいることです。
歳を取るにつれて、その感覚が強くなっていくのは、
自我が強くなってくるからでしょうか、
それとも、下手にプライドが高くなるから?
自分と言う殻を作ってしまっているから?
いい年をして、恥をかきたくないから?
理由はいろいろ、全てが今に自分に当てはまる気がします。
前回の抗議で、演劇の力のひとつに、
普段、普通に生活していたら、絶対にめぐり合わない人と、一緒になる。
という事を言われました。
まさに、アカデミーの場では、歳も性別も環境も関係なく、
集まってきた、見も知らぬ人たちが、同じ目線で作業をしていく。
私のようなオバサンも、高校生も関係ない。
だから、もっと、殻を脱ぎ捨てて、学生の気持ちになって、
トライする事をたのしまなきゃ」いけないんですよね。





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