本日の一曲No533:それから


演劇アカデミー第15回・・・。

先週は休校だったアカデミー、再開です。

今回は、先回みんなが書いた脚本を、実際に演じてみるということに。
30近くの脚本から10本を、講師の方が選んで役を振り分けてきてくれました。

1時間でしかも、脚本なんて書いたことのない人がほとんどの中で、
どんな作品が出来ていたのか、とても楽しみでした。
先生いわく、選んだ作品が良かったとかではなく、
多少、問題があるとか、突っ込みどころがありそうな作品を選んだ、
との事でしたが、みんなきちんと、
先生が出してきた課題をクリヤーしつつ、
うまくお話が出来ていました。

登場人物が3人と決まっていたので、
割り振られた脚本を、3人でいろいろ考えながら役つくり。
私は、全然似ていない双子の高校生の片割れという役でした。
30分という時間の間に、原稿用紙2枚分の情報を元に、
出てくる3人の関係とか、性格とか、
いろんな事を検証しつつ、実際に演じてみては、
こうした方がいいのかなと、試行錯誤。
おもしろい時間でした。

演じるのが一番手だったおかげで、
その後の作品をじっくり見ることが出来ました。
先生の話を聞いていると、
少ない(短い)話ではあっても、
その後の展開を感じさせるとか、その人の過去を考えられるとか、
そのシーンだけで終わってしまうのではなく、
見ている人に、感がる想像する余地が広いとか、
そういうのが、おもしろい作品のひとつの条件なのかなと思いました。
完璧に、登場人物の情報を渡すのではなく、
(書く人にとっては、明確な人物設定が必要だけれど)
見る人に、解釈してもらう幅を持たせるっていうのかな。

そして、実際に演じてみなければわからない事って、
ほんとうにあるんだという事を実感しました。
読んた時は真面目な話だったのに、
演じた人の演技や配役によって、
一番、笑いが多かった作品に仕上がったり、
(それは、作者の意図ではなかったわけですが)
ひとつのセリフのニュアンスによって、
書かれていない部分の人間関係が想像できる。
しかも、見ている人それぞれに、読み取り方が違ってくる。

そのあたりが、先生の言われる、
「脚本がうまくなりたかったら、とにかく書くこと。
そして、演じてもらうこと。」

というところに繋がってくるのでしょうね。
そのあたりは、脚本で書かなければいけないわけではなく、
役者の判断だったり、演出家の指示で、決まってくることでもあるらしい。
唯、作者が、絶対にこうと決めた部分は、
きちんと台本に書いておくことが大事なのだとか。

本を書く人、演出家、役者、それぞれが入り組んで、
ひとつの場面を作っていくわけですが、
実際に、プロの作品だと、
あの演出家はすばらしいとか、役者がいい演技だったとか
○○賞でも、脚本賞とかあるわけで、
じゃ、実際に出来上がった素晴らしいシーンは、
誰の功績なのか?
その場に携わるどのスタッフひとり欠けても駄目なのでしょうが、
見る側、評価する側は、誰の頑張りで(変な言い方)
良いと評価するのか・・・。
難しい世界ですね。
私たち素人は、評価なんて関係ありませんから、
見てくださる人にとって、良ければそれでいいのですが。


突然の課題だったので、自分の周りで実際にあったことを書いた人も何人かいましたし、
場所は、喫茶店とか飲食店、ライブハウス、家の中、
などが多かったようです。
よく、3人というのは、一番小さな社会だと聞きますが、
二人では起きない事が、3人になると動き出す感情って、
あるものですね、おもしろいです。

本日の一曲No533:それから
1985年の日本映画です。
主演は、松田優作、藤谷美和子。
音楽は、梅林茂。
タイトルからして、想像を掻き立てる、
かきたてようとしている気配がしますよね。
さすが、原作は夏目漱石ですもの。
この映画のように、音楽プロデューサーというスタッフ名を
よく見る機会があります。
音楽担当とか、ますます、わからなくなりますねー。
この映画では、音楽プロデューサーは石川光となっています。
この場合、どちらに称賛が与えられるのでしょうね。

ちなみに、私の作品は、10作には選ばれていませんでした。
ほっとしたような、でも、誰かに実演してもらいたかったような・・・。
先生は、ここに選ばれない方がきちんと書けてる。
いい作品だったとも言えるとおっしゃっていましたが、
箸にも棒にもかからなかったって言う場合も絶対有り。
私の場合は、後者だろうな。










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