本日の一曲No536:カラーパープル~メインタイトル

演劇アカデミー第18回・・・。

今回の講義は照明②。
前日に続いて、照明のお仕事の講義です。

しかし、今回の先生は、本当に細かいことを教える気はないらしい。
去年で、かなり懲りているというか、
諦めているというか、馬鹿にしているというか・・・。
どうせ、将来、照明のお仕事に関わる事などない連中には、
難しい講義も、説明もいらないだろう、ということらしい。

興味を持ってくれれば、適当に器具の名前でも知っていてくれれば、
それで十分。
楽しく過ごしてくださいって。
それよりも、ここにいるみんなが、何を思っているかとか、
情報を交換しながら、感じることが大事だとか、
照明さんではない役割の人が言うようなことを、
話してくれたりする。
照明さんというより、舞台人として、という感覚。

とっても、ざっくばらんに、砕けて話をされる傍らで、
プロの仕事人としてのプライドが物凄くあるんだろうなと。
何十年も掛かってわかる事、会得してきたものを、
たったの4時間の講義で、わかってもらってたまるか、
という気持ちが見え隠れ(ほとんど出してない)。
でも、感じちゃうんだな、そんな雰囲気。

今までに習った事とか、なぜ、アカデミーを受講しようと思ったのか、
一人ずつ教えて、と言って順番にまわってくる。
先生が話している間に、何を言おうか考えろと言う。
そこで、二つのことを同時にする、っていう事は、
結構、大変だけれど、大切な感覚だと言う。
以前にも、周りの情報を良く見て・・・と言う講義があった。
どうやら、演劇のお仕事と言うのは、
ひとつの事に、没頭していては出来ないものらしい。

昨日、名称などを教えてもらった照明器具を、
実際に点けて、その違いを見る。
「トツ」「フラネル」「パーライト」「カッターライト」
大きく分けて、この4種類。
なるほど、それぞれ、効果が違う。

そして後半は、照明室で舞台と直結したパネルで
色を出してみる。
ここで二班に別れる。
ひとつは、照明室で、
ひとつは、講師の先生と最新のLEDを使ったライトで、
PCでプログラムを使って操作する様子を見学。

ライトという大きな器具の中に、
スライドやフィルターといった、小道具的なものを使うのですが、
その小道具にも、時代の流れが押し寄せていて、
OHPのフィルムなどは、手に入らなくなってきているらしい。
エフェクトプロジェクターも見せていただきましたが、
波のように見えるライトは、とても綺麗でしたが、
コンセントが二つ付いていて、ライト用と、ドラムを退転させる用。
光が出たときに、既にドラムか回転していることで、安定した光の波が出来るというわけ。
繊細である。
スポットライトの色を変える作業にもこだわりがあった。
二枚の色板を交互に替えたりする場合、
大きく三種類方法があります。
「スライド」「手動」「器具」
結果から言うと、手動での作業が一般的らしい。
手に二枚の色板を持って、上下に異動させる。
手首ひとつで色が変わる。
原始的だけれど、この方法が、一番光の切れ目なく、
綺麗に変わるのだとか。
二枚の色板を文字通り、横にセットして、スライドさせるタイプ。
これだと、板と板の間のスペースによって、
光がさえぎられる瞬間が出来、一瞬暗くなる。
こういうのを、嫌うのだそう。
もうひとつ、フォルダーのようなものに、何枚もセット出来、
好きな色を押し上げると、セット中の色板が下に下がるというもの。
これだと、一見スムーズだけれど、入れ替わる途中で、
一瞬、色板が二重に重なり、色が混ざる。
外国のスタッフは、この方式が好きらしいが、
日本の照明さんは、この減少も嫌がる人が多いらしい。

先回の質問にも回答がいただけました。
やはり、照明さんが薦める色と、上演する側が欲しいと言う色に
差がある時があるらしい。
一応、こちらの方がお勧めですよと言う話はするけれども、
最後に決めるのは、作り手の感性を重視する。
プロの演出家さんとかは、案外、規定値を知っているので、
問題は少ないが、高校演劇だとか、素人の人のときに、
とんでもない色を要求されたりすることがある。
舞台設備の尺貫法は、今後も変わることはないだろう。
古典や、日本舞踊などの上演がある以上、設備として必要。
外国の公園では、設備から持ち込みなので、
舞台にあわせて、セッティングさえ出来れば、
あとは臨機応変に対応してくれる。

音響については、多目的ホールでは、
基本的に残響はない。
マイクとかの付帯設備に、それらの機能を持たせて、
設定するらしいです。

本日の一曲No536:カラーパープル~メインタイトル
1985年のアメリカ映画。
スピルバーグ氏が手がけた異色の社会派映画です。
音楽も、美しいメロディーですが、音楽のクレジットがとてつもなく大人数。
この曲の作曲者が誰だか、ちょっとわかりませんでした。

今回の選曲は、唯、「色」にこだわってみただけです。
いつも思うのは、自分が今見ている風景や絵の色と、
隣で見ている人の目に映っている色って、
同じなのだろうか?
ということ。
他人の目が自分には見えない以上、永遠のなぞですよね。








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