本日の一曲No548:カルメン~序曲

演劇アカデミー第25回・・・。

今回の講義は「衣裳」について。
講師の先生は、演劇よりもオペラの衣裳を中心に活動されているとかで、
オペラの衣裳を中心に、どういったことを注意しながら衣裳のデザインを決めるかとかいう話を聴きながら、
実際のオペラのDVDを見ながら、実際の衣裳を検証しました。

教材に使われたオペラは「カルメン」
何かの講評で、実はカルメンは大した内容の話ではなかったが、
何故か、今ではオペラを代表する演目となってしまった、というような事を
読んだことがありました。
今回の講義では、衣裳と言うよりも、オペラについての話が多かったようですが、
おもしろい話もありました。
去年のオペラの講演記録をみても、
世界で上演回数が一番多かったのが「カルメン」だそうで、
同じように有名な「ロミオとジュリエット」などは、その半分の回数もない。
何故か。
実は、興行的に、ペイできるかどうかが結構ウエイトを占めているらしい。
カルメンは登場人物に子供が多い。
コーラスでたくさんの子供が出てくる。
すると、その子供の伝手でチケットがたくさん売れるらしい。
それに引き換え、「ロミオと・・・」は、
男性ばかりの中に、女性が二人だけという、キャスト。
特に男性は、チケットを売るのが下手だそうな。
というわけで、劇場にとってカルメンは、稼ぐと言う意味では
最もといって良いほど、いいオペラなのだとか。

そして、衣裳という部門においては、オペラは非常にうそつきなのだそう。
主人公を目立たせるために、同じ階級や立場なのに、その人だけ色合いの違う衣装だったり、
実際は肩章が違う程度の服装を、デザインや色まで変えたり・・・。
客席にいろんな情報を与えるという使命が最優先。
しかし、時代考証や、地方性など、こだわらなければならない項目も多い。
なので、衣裳担当としては、空想の生き物、
天使や精、動物などの衣裳を考えるのが楽しいという。

あと興味深かったのは、一人一人の衣裳が良くても、
たくさんのキャストを並べたときに、統一感はあるかとか、
そういう部分も大事だという話でした。
そして、いくら有名な大物デザイナーが担当しようと、
1に舞台の決定、2に衣裳制作、3に照明。
この順序を守らないと、駄目との事でした。

本日の一曲No548:カルメン~序曲
オペラなんぞ知らない人でも、きっと一度は聞いたことのある有名な曲。
戯曲自体は駄作?といわれた本編が、ここまで有名になったのは、
きっと、ビゼーの作り出した曲たちがすばらしかったからではないでしょうか。
そして、DVDで見せていただいた衣裳も、夫々の人柄まで表現する、
素晴らしい物でした。


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