本日の一曲No682:医龍~Wishing for ・・・

訃報という物は・・・。

いくら覚悟が出来ていても突然に思ってしまうものですね。


6月の半ば、夜かかってきた一本の電話。
大体、夜の報せに良い事はまずありません。
案の定、それはお義兄さんからの電話で、
お義姉さんがガンで余命1ヶ月か一ヵ月半だというのです。
年末にあった時は元気で、全くその兆候はありませんでした。
主人もびっくりしていて、週末には病院へ行きました。
普段、お義兄さんよりもお義姉さんの方が仲が良かっただけに
ショックだったと思います。
そういうお義兄さんも5年前に胃ガンで手術。
見つかったタイミングが良く今は元気で再発もなく皆が安心できる状態になった所でした。

お義姉さんの場合は肺ガン。
でも、たばこを吸う人ではなかったので、皆、どうしてという驚き。
そして余命の短さ。
聞いてすぐ言ったときは見た目元気で、話すことも強気でしっかりしていて、
とても一ヶ月やそこらでどうこうという風には見えませんでした。
その後、主人は二週間ごとに面会に行き、お寺にもお参りに行ったりしていました。
半月ほど前、意識が戻らないと連絡があり諦めかけましたが、
その時は持ち直し、又少し元気になってきたとお義母さんは喜んでいました。
7日の土曜日、主人が面会に行ったときも元気で、
話しはあまり出来ないけれど、聞いていることは皆わかっていたとかで、
親子3人で、それなりに愉しい時間を過ごして帰って来たようです。
そして8日、午後から又お参りに行こうと準備していたとき、
主人の携帯が鳴りました。
買い物途中の店の中でした。
「ねえさん、亡くなったらしい。」
朝の10時過ぎ、お義母さんが来るのを待っていたように
容態が急変したようです。
主人はすぐに実家へと向かいました。
宣告されていた期間よりは長く生きられたのですが、
当事者にとっては急な事になってしまいます。
行くのに二時間半はかかりますから、気をつけてと見送りました。

葬儀は今どき珍しくなった町の公民館で、地元の町内の人がお世話やら司会進行やら執り行ってくれます。
おっさんのお経の前に、町の人がお経を上げてくださり、
お通夜では御詠歌さんをうたいと・・・。
田舎の良き伝統というのでしょうか、
長老から若者まで、それぞれに役割がきちんとあり、秩序が出来上がっています。
公民館から家の前を通り、お墓まで葬列を組み歩いていくのですが、
お義姉さんの生きてきた証がそこにきちんとあって、
その地に眠ることに意義がある、とても充実した生き方をされたんだなと、
羨ましく思えるほどの葬儀でした。
田舎は普段、しきたりやら近所付き合いやら、
いろいろと大変な事もたくさん聞きますが、
こうして一生を終えるとき、皆さんの心の中で逝けるという特権が与えられるのだと実感しました。

逆に、いくら実の娘、姉、とはいえ、嫁いだ先での式には、
一歩下がった立場でしか居られないのだなと。
本当だったら一晩中でも傍に居たかったでしょうに、そういう事は出来ないようです。
嫁ぐ、姓が変わるという事は何なのでしょうね。

私は一人っ子だし、実家の墓にもにも今の家の墓にも入る気はないので、
子供達には、私が死んだら墓は作らず、灰を実家の傍の川にでも撒いてくれればいいと言っていますが、
口で言っているだけでは何なので、
そろそろ今流行のエンディングノートでも書こうかなと思っています。

何はともあれ、お義姉さんのご冥福をお祈りしています。
合掌。

本日の一曲No662:医龍~Wishing for ・・・
誰かの為に祈る・・・最近、増えたかもしれません。
むしの報せとはよく聞きますが、今回のこともそうかなと。
実は主人の実家とはここ10年以上疎遠になっていて、
お義父さんにもお義母さんにも、お義姉さんにも会っていませんでした。
それが、去年、伯父さんが亡くなった事がきっかけで、
このままではいけないかなと、年末に実に久しぶりに主人の実家へ行ったのです。
その時、お義姉さんも来て、一緒に過ごしたりしました。
お義父さんも87歳、いつ何があってもおかしくはない歳なので、
そうなる前に、少しはわだかまりを取っておきたいと思っての事でした。
ですが、まさかお義姉さんの方に、こんな形で事が起きるとは思っていませんでしたので本当にびっくりしましたが、
話しが出来たことは良かったのかなと・・・。





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