本日の一曲No696:ホタルノヒカリ~ひとりぼっち

年に一回の出没・・・。

やって来ました(というか、もう去っていったのですが)この季節。
年に一度の演劇参加。
今年もいつもの方にお声掛けをいただき照明担当いたしました。

今年はホリ照明設置なく、
上・下・上中・下中・花道上下・スポット、以上7箇所の灯体しかないという事で、
操作するほうとしては少々覚えやすい感じ。
けれど、我らが演出さんは結構照明や音響に拘る方で、
灯体が少なかろうと、要求して来る光に容赦はない。
なので、少ないバリエーションを何とか組み合わせーの、選びーのしながら
45分しかないゲネで調整、選択、決定と忙しい。
役者さんの動きも此処で初めて決まるという、
ギリギリの攻防なのであります。

今年4回目になるイベントも徐々に大きくなり、
参加団体が11団体。
一回目の6団体(市内のみ)に比べたら、
市外あり、県外(東京から2チーム)ありと、
大きなイベントへと成長しつつあります。
それにつれて、内容のほうも充実し、各団体の仕上がりもハイレベルに。
反面、当初の目的からずれてきた感があったり、
元々の市内の団体や常連だった人たちの姿が消えて行ったりと、
変遷を見せつつあります。
私がいつも照明をやらせてもらっている団体も、
去年、念願の優勝を果たし、代表者がもっと他に飛躍しかけている状態。
今年で参戦するのも最後かなと思っていました。

そして昨日、本番を向かえ・・・。
結果は3位。
東京組に1位、2位をさらわれました。
それはいいのですが、
我が団体、前半が大崩れ、役者さんのせりふが巧く入らず、
かぶったり、抜けたり・・・。
二人の役者さんにとっては悔いの残る展開になってしまいました。
元々、練習時間が少な過ぎた今年、
こうなってあたり前的なところはあったわけで、
他団体の出来云々ではなく、自分たちの時間調整が出来なかった事が敗因の大きな要素であることは
間違いありません。
日々の鍛錬、練習稽古は嘘つかない。
当にそんな感じです。
この結果を踏まえて、さて来年どうするのか、
その方の心次第でしょうね。
何人の方からか、もうこのイベントに参加する域を超えているから、
もう卒業して他のところでやった方が良いという意見もいただいているようです。

他の劇団の人たちがボソボソと話している中に、
客層がどうの、組織票がどうのといった事が聞こえてきましたが、
そんな事を一番に思っているようでは進歩はないと思います。
敗因は先ずは自らの中に見つけるべきだと私は思うのですが・・・。

今年は新しい職場の職員さんがふたりとも見に来てくれました。
今日、良かったよ、と言ってくれたのが素直に嬉しいです。
来年はどうなるか、今全くわかりませんが、
このイベントに参加しなくなったら、
私ももう演劇に関わる事もないでしょうね。

本日の一曲No696:ホタルノヒカリ~ひとりぼっち
2012年、邦画です。
音楽は菅野祐悟。
この曲はアコースティックギターから始まるきれいなメロディーの曲です。

丁度ホタルが飛ぶ頃、どんな照明器具を使っても、
あの幻想的な光だけは作れないと思っています。
華やかなようで儚さを感じるあの揺れ動きながら明滅する光。
ほたるのひかり、大好きです。
私が演劇で照明をするとき一番気をつけていることは、
印象に残らないようにする事。
その場面に合っている光が当てられれば、どんなに印象的な光であっても、
光の印象は残らないはず。
というのが、私の持論であり、そういう光を当てたいというのがこだわりです。
主役は光ではありません。
あくまでも支えるもの。
灯体が少なければ腕の見せ場がない、面白みがないと言う照明スタッフの人もいますが、
ある物を工夫するのも又、腕の見せ所だし、面白みでもあると思うし、
最低限、役者が見えさえるればいいわけで・・・。
音響や照明に頼るような演出では駄目だと、はっきりと言う人もたくさんいます。
いつもそうですが、
イベントあとの講評などを聞いても、
照明や音響のスタッフの事を言われる事はまずありません。
誰がやっても同じ、ぐらいの扱いですね。
優勝しようが関係ありません。
照明や音響の使い方については話しに出て来る事はありますが、
それは演出さんへの話しであって、実際に操作しているスタッフには関係ない。
言われる事があるとすれば、間違ったとき。

でも実際はどうかというと、
わたしを呼んでくれる方の場合、照明のプランも一緒に作っていく感じ。
決定権はその方演出さんですが、
提案したり、意見を言ったりして相談しながらつくっていくわけで、
ある部分では演出のお手伝いもしているわけで・・。
でも、そんな事は一切表には残らない。
あたり前の事なのですが、良い成績で終わったときほど、
その瞬間に、孤独感を味わいます。
とくに、私のようにその団体に所属しているわけではなくて、
その時だけ、呼ばれた時だけ仲間になるという立場だと、
その団体が評価されたからって何なんだろうって、ちょっとすねた気分っていうのかな。
表彰のときに並んだ事もなければ、
役者さんや演出さんがインタビューやお祝いに集まる人たちに囲まれて受け答えをしているその時に、
ばらしの手伝いで走り回っているぐらいのものです。
ま、それでいいんですけどね。
その方が居心地は良い。
だから愚痴ではないんです。
ただその疎外感が、どうしようもなく、ひとりぼっちなんですよね・・・。




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